今日はモノやコトの価値について書こうと思う。
価値とは何だろうか?
Wikipediaによると以下だとういことだ。すごく小難しい表現になっているが、要は「受け取る人にとって良いと感じるもの」だと考える。
モノやコトには金額がつけられており、一応つけられた金額がその対象の価値として定義されて市場に出ているわけだが、この金額の妥当性をいつも考えさせられる。これによりモノを購入などするときに決断するのに迷いが生じるのである。
これはある意味当然のことかもしれない。なぜならば人によって感じる「価値」の大きさが違うからである。市場では一律の価格がつけられており、人ごとにその価格の妥当性の感覚は当然変わってくる。正直、私は価値を感じることができないものには1円も払いたくない。いかに市場価格として安いという金額でもである。
この前あるレストランで食事をしたのだが、すごく失敗したなと感じた出来事がある。そのレストランは比較的きれいなモールの中にあり、金額もそこそこするところだった。家族と外出先だったため、たまにはいいかと思い入って食事した。しかし、これが私にとって非常に価値を感じることができなかった、つまり損をしたと感じた経験であった。理由は、一緒に行った家族が気にいるものでなかったからだ。価格は少し高かったものの料理としてはおいしく値段相応だったと思う。自分としてはちょっとした贅沢という感覚だったのだが、家族にとっては贅沢でもなんでもなく、むしろあえてココで食事をしなくても良かったという感じであった。結果、贅沢で家族と食事したつもりが、それに見合う価値がないものだったのだ。
これには金額がそこそこしたのもあり、少し落ち込んだ。そして、なぜその価値を事前に見極められなかったのだろうか。理由は主に2つあると考える。1つは前述した通り、「価値」というものが人によって感じ方が変化するからだ。もう1つは、「欲」だと私は考える。食事に行ったときのプロセスを振り返った時、実は金額や内容をあまり検討できていなかったように思える。「外出先なのでついでに食事をしよう」ということと何となく食べたいものだけを選んでおり、家族の好みや金額についてもあまり見れていなかった。結果として、家族の反応は良くなく、金額も思っていた以上に高額になってしまった。つまり、価値を見極められなかった理由は、「食欲」による部分が大きかったのではないかと考える。
今後は自身が納得できる「価値」判断がで切るよう「欲」に左右されない判断ををしていきたい